【主催】
art space co-jin
きょうと障害者文化芸術推進機構
【協力】
表現と周辺 -後藤祐加、山口愛
2021.12.17
本展では後藤祐加、山口愛が生み出す表現とそれらを取りまく周辺についてご紹介いたします。
後藤は利用する施設内で、《ぺったん》と呼ばれる、千切った紙を貼り重ねた平面・立体作品を制作しています。貼り付けた紙片の配置は無作為に見えますが、後藤は強いこだわりを持って取り組んでおり、過去に作った《ぺったん》にも手を加え続けています。
制作において、後藤は紙を千切って貼るのみで、その傍らには糊を塗る担当の支援員がいます。元々は後藤が糊を使い過ぎないよう、支援員が代わりに塗っていたのですが、今では二人三脚の制作となっています。
山口は多作な作家で、色鉛筆やクレヨン、オイルパステルといった身近な画材を用いた絵画制作に取り組んでいます。漫画のように黒目が大きな女の子を描く一方、自宅ではモデルの個性を捉えた人物画や写実的な動植物画の他に、色面だけで構成された作品なども手がけており、多岐にわたる作風も特徴と言えます。
利用する施設では、仕事の合間に支援員が山口に描きたいものを尋ねて、図鑑などの資料を提供しています。
今回の企画では、こうした作家と周辺の人々との関わりあいを感じていただけるよう、作品と取材資料をあわせて展示いたします。障害とアートを取り巻く環境の個別性にも目を向け、多様な価値観による鑑賞を受け入れる場となることを目指します。
2022年1月18日(火)–3月27日(日)
※月曜休廊
10:00-18:00
【会場】
art space co-jin
【出展作家】
後藤祐加
山口愛
【料金】
無料
【主催】
art space co-jin
きょうと障害者文化芸術推進機構
【協力】
社会福祉法人なづな学園
社会福祉法人あらぐさ福祉会
【ご来場の皆様へのお願い】
新型コロナウイルス感染症予防として、art space co-jinでは、こまめな換気やドアノブやペンなどの消毒を行い、ギャラリースタッフはマスクを着用して応対します。ご来場の際には以下の取り組みについてのご協力をお願いします。
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・マスク着用および、ご来場時のアルコール消毒のご利用をお願いします。
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