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お知らせ
アール・ブリュット展「まなざすかぞく」開催!!
2021.01.19
この度、品川区立障害児者総合支援施設にて、アール・ブリュット展「まなざすかぞく」を開催いたします。
【会期】
2020年12月17日(木)〜2021年1月24日(日) 11:00〜19:00
【会場】
品川区立障害児者総合支援施設「ぐるっぽ」1F多目的室2(展示室)ほか
【出展者】
大上航、小幡正雄、芝田貴子、杉浦篤、関根悠一郎、秦野良夫 、林田嶺一、森田友希、愛成会品川プロジェクト with 加藤甫
【参加費】
無料
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2019年10月に南品川にオープンした品川区立障害児者総合支援施設ぐるっぽ(愛称)にて、「家族」をテーマにしたアール・ブリュット展を開催いたします。
コロナ禍で多くの人が家族と共に過ごす時間が増えたと言われています。一方で、多くの障害当事者にとって家族という存在は、自身が自立した生活を営む上での最大の理解者でもあり、時として「健常者」と言われる人以上に、より強固な家族との関係性が見受けられます。
本施設の指定管理者であり本展を企画運営する社会福祉法人愛成会では、障害当事者はもちろんのこと、そのご家族とも対話を重ね事業にあたってきました。そのなかで、家族という存在のかけがえのなさを強く実感するとともに、福祉に携わる支援職がその関係性の輪の中に入り、障害のあるお一人ひとりの個性や人となりをどのように「地域」につなげてゆくか、思いを巡らせてきました。
本展は、ご自身の家族やその家族との思い出をモチーフにした作品群から見える「まなざし」。障害当事者を家族に持つ人たちの彼ら彼女らに対する「まなざし」。これらふたつのまなざしを表すべく展示構成しました。
アール・ブリュット作家として国内外で活躍する作家はもちろんのこと、本施設の利用者であり品川在住の作家 大上航(チラシ表紙登場者)、自身の創作を通じて常に精神疾患と真っ向から独自の方法で向き合ってきた山梨在住の作家 関根悠一郎、そして、統合失調症当事者の兄を持つ写真家 森田友希の作品など紹介します。また会場では、本施設の日中活動で講師を務める写真家 加藤甫と施設利用者、ならびに地域住民が連携しながら撮影した写真シリーズもあわせて展示します。
コロナ禍において人と人とのつながりが一層注目される時勢のなかで、本展を通じて、多様な「家族」が勇気付けられることを切に願います。
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※アール・ブリュットとは、「アール(Art)」は芸術、「ブリュット(Brut)」は「磨かれていない」「(加工されていない)生(き)のままの」という意味のフランス語で、専門的な美術教育を受けていない人たちが、独自の発想と方法によってつくり出した作品のことをいいます。
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染予防のため、会場では、ご来場の皆様への検温・手指消毒を実施いたします。また、できるかぎりマスクの着用のうえ、ご鑑賞ください。関連プログラム等では一部入場制限を設け、オンラインプログラムも併催するなど、さまざまな配慮と工夫を重ね開催いたします。
※12月21日(月)/22日(火)/28日(月)〜1月5日(火)/12日(火)/18日(月)/19日(火)は休館日となります。
【アクセス】 ※公共交通機関をご利用ください
品川区立障害児者総合支援施設(東京都品川区南品川3-7-7)
● 京急線 青物横丁駅 徒歩8分
● 京急線 鮫洲駅 徒歩7分
● りんかい線 品川シーサイド駅 徒歩8分
【お問い合わせ】
指定管理者:社会福祉法人愛成会
● TEL:03-5942-7259(法人企画事業部)
● FAX:03-5942-7252(同上)
【運営体制】
主催:指定管理者 社会福祉法人愛成会
ディレクター:アサダワタル
キュレーター:小林瑞恵
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